製品情報

基板ガラス

■透明石英ガラス

耐熱温度:1000℃
●特徴
  • □熱膨張係数が小さく耐熱温度が高い[耐熱温度:1000℃]
  • □純度が高く、不純物が極めて少ない。(純度:Si 99.99%以上)
  • □紫外域から赤外域までの光の透過性が優れている。

透明石英ガラスは純度が高く、耐熱性および化学特性に優れていること、広範囲にわたる光の透過性が高いことなどの諸特性から、さまざまな用途で使用されております。結晶性シリカ粉(水晶粉)を原料として溶融された「溶融石英」と合成原料からつくられる高純度な「合成石英」があり一般工業用から光学用・半導体関連にいたるさまざまな分野で用途が拡大されております。

●熱特性
  単位 溶融石英 合成石英
平均線膨張係数 ×10-7 5.9 4.7
耐熱温度 1000℃ 1000℃
熱伝導率(19℃) Wm-1K-1 1.38 1.38
比熱(20℃) Jkg-1K-1 749 749
●粘性的特性
  溶融石英 合成石英
軟 化 点 1720℃ 1720℃
アニール点 1180℃ 1180℃
歪  点 1070℃ 970℃
●機械的特性
  単位 溶融石英 合成石英
密  度 g/cm3 2.2 2.2
ビッカース硬度 Mpa 8900 8900
ヤ ン グ 率 Gpa 7.4 7.4
ポアソン比 - 0.17 0.18
曲 げ 強 度 Mpa 94.3 94.3
●標準サイズ(単位:mm)
板厚(公差) サイズ
3.0t(±0.2) 300×300
5.0t(±0.2) 600×600
6.0t(±0.2) 300×300
8.0t(±0.2) 600×600
10.0t(±0.2) 600×600
*上記は溶融石英(東ソーNグレード)を透明研磨した標準在庫品です。
*上記以外のサイズ、厚み、在庫の有無は御確認下さい。

・光学特性(光透過特性)
・溶融石英
  ・合成石英