製品案内

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薄膜製品

ガラス基板へ光学薄膜をコーティングすることにより高付加価値を生み出します。

年々進化発展するオプトエレクトロニクス分野において、最新の真空成膜技術は高度多様化しております。ガラス基板に誘電体多層膜を積層することにより、紫外域〜可視域〜赤外域において光を任意にコントロールし、より高い付加価値を生み出し、光学機器関連から通信・映像・計測分野における光産業に貢献しております。

特徴

  • 反射による光のロスを防ぎ透過率を高める
  • ガラスの透明性を活かしたままガラス表面に電気を通す透明伝導膜
  • 表面反射により屈折のない反射率
  • 紫外域~可視域~赤外域において光をコントロール

用途例

  • 光学製品
  • 計測機器、医療機器
  • 半導体レーザー、液晶ディスプレイ、タッチパネル、太陽電池

仕様

成膜物質

金属酸化物フッ化物
アルミAl一酸化珪素SiOフッ化カルシウムCaF2
Au二酸化珪素SiO2フッ化マグネシウムMgF2
Ag二酸化
ジルコニウム
ZrO2フッ化リチウムLiF
Cu二酸化チタンTiO2
クロームCr二酸化セリウムCeO2
白金Pt酸化クロームCr2O3
ニッケルNi
チタンTi
ゲルマニウムGe
インジウムIn
シリコンSi
パラジウムPd

薄膜製品一覧

反射防止膜(AR膜)

光学ガラスは一般的に4~8%の反射のロスが有り、多くのレンズを光が通過するとゴーストやフレアーの原因になります。反射防止膜をコートすることによりこの反射ロスを防ぎ高い透過率が得られます。

透明伝導膜(ITO膜)

ITO 酸化インジウムスズ(酸化インジウムIn2O3 と酸化スズSnO2 の無機混合物)は主に透明電極として、液晶ディスプレイやタッチパネル、電子インク、太陽電池、光学コーティング剤など多岐にわたります。 特筆すべきは赤外域反射材としての利用であり、建築物や自動車、ガラスなどの反射防止膜、表面処理剤、半導体レーザーなどへ応用されている。

アルミ表面反射鏡

通常の鏡が裏面鏡に対し、ガラス基板の表面にアルミ(AL)をコートすることにより、基板による屈折が無く、可視域において高い反射率が得られます。

その他薄膜製品

  • ハーフミラー(透過率と反射率をコントロール)
  • コールドミラー(可視光を反射させ赤外線を透過)
  • コールドフィルター(可視光を透過させ赤外線を反射)
  • NDフィルター(光量を調節するフィルター)
  • バンドパスフィルター(可視光を透過し赤外線を反射)

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